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お人形は動かないからね。

  • 2010年3月 2日 00:01

先週末、突然のどが痛みはじめ体調を崩してしまい、入試の代休もあったのでお休みをいただきました。

さあ。何にもしないで思い切り寝てやるぞ!

と思ったのもつかの間。

子供を幼稚園に送って帰ってきた奥さんが、青い顔してやってきて「きもち悪い」って。

2日ほど前に子供が、なんとかウイルスかかって幼稚園でゲロゲロともどして休んでいたのが、
やっと今日、元気になって登園したというのに、同じウイルスをもらってしまったようです・・・。

結局、奥さんの方が具合が悪そうなので、幼稚園のお迎えは私が行くことに。

幼稚園のお迎えも、こういう機会でもないと行かないし、嫌いじゃない。

「お帰りの会」の時に「帰りの歌」を歌い終わって、

迎えに来た親の顔を見つけて嬉しそうに、
もう帰るー!お菓子食べたい!待ち切れんゾ!と
先生の制止も聞かずにはしゃいでいる園児たちを眺めるのも、
面白いので好きなのですが、いかんせん今日は具合がわるい。

これで。子供が「これから○○ちゃんと公園で遊ぶ約束した!」と言った途端、近くの公園に走りだしたら困るな・・・。
と思っていたらいいタイミングで雨が降り出したので、子供には悪いけどホットしていました。

雨が降ろうが、まっすぐには家に向かわず、いろんな発見をしながら寄り道するのが子供。

やっとのことで家に戻ってゆっくりしようと思っていたら、奥さんが「あっ。お雛様出してないね」だって。

それって暗に。よろしくってことだよな・・・。具合悪いくせに余計なこと思い出しよってw

子供のためにおばあちゃんが買って送ってくれた立派なお雛様。
出さないのも勿体ないし、折角出すんだったら長く飾っておいたほうがいいだろう。

寝て過ごすはずの代休が、いつの間にか・・・。

まずは、飾る場所を確保して。
物置の奥に入っている、いくつかの箱をあけると、雪洞やら、金屏風、菱餅、何だっだたかなこれ?みたいなものがぎっしり。
桜と橘は左右があったかな。その前に、男と女どっちがどうだ?

ネットで調べてみると、一般的には男が右で女が左だけど、京都だと男が左で女が右だと。何だどっちでもいいのか。
飾っている間に、子供がおとなしくしているわけもなく、一生懸命じぶんなりにお手伝いをしてくれるのが、逆にややこしかったり(笑

年に一回のことですが、1段飾りで助かった。これが5段飾りだったら右大臣と左大臣を見分けるところから始めなくちゃならない。

そんな感じで。1時間以上かけて飾りつけが終わったところ。子供がひな人形を避けている感じで様子がちょっとおかしい。

どうしたものかと聞いてみると。

こど「お人形動かない?」

たか「えっ?なに?」

こど「このまえテレビの人形は動いてたけど、これは動かない?」

たか「もちろん動かないよ」

こど「ほんとうに?」

たか「本当に」

こど「でも、お人形こわい。おしまいしてー」

たか「・・・・・。」

この前たまたま見たテレビに、日本人形が動き出すちょっとしたホラーシーンがあったようです・・・。
そりゃあ4歳児には怖いかもしれない。

でも。せっかく外に出られたお雛様。怖がられながらも3月3日までは飾っておこうと思います。


でもって。5美大展を見に行った手羽さんに気にしてもらっている造形大の彫刻について少し。

別にカリキュラムは変わっていないのですが、
今年の卒制では、私もびっくりするぐらい人体(塑像)が少なかったですね。

でも。造形大の彫刻=塑造っていうぐらい。
塑造をつくることで定評があると思っています。

彫刻の学生たちは、3年生になって塑造と実材のコースに分かれるのですが、
実材コースを選んだ場合でも、4年生になってからも塑造もつくっているはずです。

なのに何で人体が少なかったのかはっきり分かりませんが、
造形大の彫刻の指導方針は今も昔も変わっていません。

学生たちの雰囲気も昔と変わらず、コツコツやったり、ガンガンやったり、ペタペタ、ガリガリ、ゴンゴンしながら、豊かな自然の中で伸び伸びと制作しています。

そして、基礎を大切に学んできた学生たちの作品には力があります。

手羽さんが言うように。私も女子美さんの彫刻はいい作品が目立つなと思っていました(今年は5美大展見て無いんだけど・・ほら具合が悪くてね・・)。
それは以前に女子美さんのオープンキャンパスに行った時に、カリキュラムを見て納得済みです。

やっぱり。カリキュラムって重要です。
特に1・2年の時に基礎をしっかりやって、いろんな表現技術を覚えることができるような仕組みは、その後にいろんな可能性を広げてくれるはず。
そう考えると、ファインアートを学ぶ学生たちには、大学ごとの色とか傾向はあんまり出てこない方がいいんじゃないかとも思えてきます。

そのことが、今年の造形大の彫刻作品に関係しているかは分かりませんが・・・、今年の学内での卒業制作展で気になった作品を紹介します。


1.jpg
これが4年間つくりつづけた塑造。



2.jpg
これが、私が写真スタジオまで抱きかかえていった塑造

3.jpg
迫力ある木彫りの龍。かなり大きな作品です。

4.jpg
いかにも巨木の中から削りだされた感じ。

5.jpg
石と鉄の作品。まん中の石は重いでしょうね。

6.jpg
わざわざ夜になってから撮影してもらいました。

7.jpg
道路に映った影が何ともいいでしょ。

8.jpg
なんとも世界観と迫力のある鉄の作品ですが、確か作者は女の子です。

9.jpg
素晴しい木彫作品です。いかにも悩み苦しんでいる感じ。



 

また手羽さんが意味ありげに余計ないこと書くから、ムキになって写真をあげてみました(笑

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