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見出しについて。

  • 2010年6月 7日 00:51

SH3C0132.JPG

先週のとある日に、3号館の屋上で見かけた風景。

作っているのは、絵画の学生2人。
翌日の講評会に向けて、まさに制作の真っ最中。

実のところ、前日に、大量の材料を運んでいるこの2人を見た時は、
業者の若いお兄さん達が、何か工事でも始めるのかな?と思っていました(笑

造形大の絵画は、2年から3年にかけて、
形象表現、概念表現、版表現、広域表現の4つの研究指標にわかれることになります。

この2人の学生の所属は、広域表現。

広域表現では、絵を描く課題は殆どなくて、
身体や、映像、立体、言葉による表現を行います。

広域のことを知らない人がこの風景を見たら、
まず絵画の課題作品制作とは思わないでしょう。

一見するとゴチャゴチャした感じですが、
スロープを上がり切った先は屋上の外に大きくせり出しているし、
結構しっかりと計算された構造なのかも知れません。

メッセージ性が強く、そして大きくって。とても魅力的な作品になると思います。

しかも。使用している材料は、全て学内にあった廃材を利用しているとのこと。

「大学には、お宝がわんさか捨ててあるんですw」って言ってたけど、
学内のどこにこんなにも大量の木材が落ちているの?

材料をリサイクルしているところは、今、何かと話題のサステナブル


というわけで、これまでの話を、別に前振りに使うつもりではなかったのですが、
先日、大学の公式サイトでもお知らせしているとおり、

「2011年、サステナブルプロジェクトが変わります!」

確かにそれはそうなんだけど、

見出しは、「サステが変わります!」じゃなくて、
「カリキュラムが変わります!」のような気がしているのは、私だけなのでしょうか・・・。

2011年度からカリキュラム変更の目的は、
造形大が、最も特徴としている領域横断性を、さらに魅力あるものにしていこうという点であって、
これまで以上に、他領域と繋がりあうことで、デザイン、美術の可能性を探っていこうとしています。

その中の目玉の一つが、「ハイブリッド科目(群)」。

ハイブリッドと聞くと、最近のクルマのイメージから、
なんとなくエコっぽいものと感じる人もいるかも知れませんが、
ハイブリッドとは、異質なものを組みあわせる「混合」や「複合」を意味しています。

それぞれの専門領域が、「ハイブリッド科目」と言われる科目群に、専門的な科目を開講します。

それらの科目を、デザイン・美術の様々な専門領域の学生が履修することによって、
これまでになかったハイブリッドな、デザイン活動や表現を生みだすことを目的としています。

もちろん。現在のカリキュラムで「総合科目」と言われてる科目群は、
少し名前を変えて「教養科目」や「造形基礎科目」として、
今までどおり、重要なカリキュラムの一部分として残ります。

そういった。カリキュラムの変更に伴って、
造形大の造形大らしい可能性を秘めている、サステナブルプロジェクトを、

専攻領域といった、一つのコースの学生だけが専門的に学ぶのではなく、
全学部学生が共通の問題として学ぶことができるようにした訳です。

設置当初から専攻領域の名称を、
サステナブルデザインとせずに、プロジェクトとしていたのには、そういった意味が込められていました。

実際、そのプロジェクトという言葉のとおり、様々なプロジェクトの折には、
サステの学生以外の専攻学生が参加することが多かったようです。

また、サステナブルに関する、プロジェクトが立ち上がった場合に、
専門的する対応するために、サステナブルプロジェクトのラボのような機関も設置を予定していますので、
学科や専攻領域を問わず、サステナブルについて専門的に学ぶことも可能になると思います。

そういった。学科や専攻領域の垣根に捉われずに、
領域を横断して様々なことを学ぶことができる東京造形大学だからこそ、
今から7年前の2003年に、すべてのデザイン活動に対して、領域横断的な立場をとるサステナブルプロジェクトを設置することができました。

そしてそれが発展して、これからは、造形大を卒業する学生たちは、
全員が、これからの地球上の、「環境について」、「文化について」、「社会について」、「人について」・・・・。
サスティナブルな視点を持ちながら、デザイン活動や表現活動できるわけです。

今のところ、サステナブルを全学的なカリキュラムを持って学ぶことができるのは、
世界的に見ても東京造形大学だけらしいというお話です。

だから。「サステが変わります!」というよりかは、「カリキュラムが変わります!」の方が重要なような気がしています。

そして。2011年の変更点で、お伝えしていないことは、まだあります。
 


すいませんがそれは公式発表を待って、追ってということで。


1週間前に、「first step book-Hello!」を発行したと思ったら、
ちょうどそこから「大学案内2011」に制作が始まりました。

オープンキャンパス前に発行しなくてはならないので、
制作に残された日数は、あと1か月・・・。
カリキュラムの他にも、いろいろ変更する点があるので、
その魅力を伝えるためにページ数が例年の1.5倍です・・・。

間に合うの?


 

Comments:1

手羽 2010年6月 7日 05:42

>すいませんがそれは公式発表を待って、追ってということで。

えー、もったいぶらないで早く教えてよ(笑)


サステナのことは後日エントリーに書こうと思ってました。

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