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会議の生産性

「船橋のセミナーハウス」と聞いてたから、ムサビの清里寮みたいな場所をイメージしてたけど、思いがけず立派なセミナーハウスでした。

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部屋も新しくて快適。2008年に改装したばかりらしい。
会議室で無線LANが使えると完璧なんだけど。

昨日の研修は「会議の知的生産性」について。
ここでいう「会議」とはグループミーティング、企画会議などのことを指します。
大人の世界の会議には「しゃんしゃん会」てのがあって、議長や質問者の台詞が全部決まってる、形だけの、儀式としての会議もあったりするんだけど(最近そういう会議をやったばかりだったりするけど・・)、その会議ではありません。

「会議の議論」には2種類あります。
進め方の議論」と「議題そのものの議論」です。
言葉で書くと難しいけど、「進め方の議論」とは「どうやって会議を進めるか?」という手続きを決める会話。
会議っていうのはこの2つを行ったり来たりするもんなんですね。
たとえば・・。

  1. 「じゃ、どうやって決める?」
  2. 「まず全員で意見を順番に言って、その後に詳細に入っていこう」
  3. 「いやいや。全員に聞いてちゃ時間がもったいない。意見がある人が先に提案して、それについてどう思うかつめていこうよ」
  4. 「ま、最初だからとりあえず全員の意見を聞いていこう。そこから時計回りに」
  5. 「はい。私は無罪だと思います」
  6. 「次は私ですね。私も無罪だと思います」
  7. 「僕も無罪に一票」
  8. 「・・・これだとやっぱり時間がもったいない。有罪と思う人は手を挙げることにしようよ。で、その人の意見だけきけばいいんじゃないの?」
  9. 「確かにそれもそう」
  10. 「じゃ、順番は違うけどワタクシは有罪だと思います。理由はこれこれこうだからです」
  11. 「なんか、こういうのって会議っぽくて笑っちゃうね(笑)」
  12. 「うんうん(笑)。『12人の優しい日本人』でこういうシーン見たことあるよ」

この会議だと、1,2,3,4が「進め方の議論」、5,6,7が「議題の議論」となります。
なんとなくわかったでしょ?
で、必ず途中で8みたいな人が出てきて、「進め方の議論」に転換してる。
こういう「議論の議論」から「進め方の議論」(またはその逆)に動かす発言を、学術用語で「策動発言」というそうです。
そして10でまた「議論の議論」になる。

こんな感じで行ったり来たりしながら、会議では議論の中身がつまっていくのね。
ちなみに11,12な発言を「漂流(ドリフト)」・・これも学術用語・・と呼びます。
これが多いと「楽しかったわりには何にも決まらなかった会議」になっちゃうわけで・・。

会議の中で客観的な視点から「今のは策動発言だな」「今漂流してるぞ」と意識するだけで、会議の知的生産性が高くなるんだとか。
その後、実際に模擬会議をやってみたら確かに「あ、今のは策動が入った」とか「ちょっと話を戻さないと時間内に決まらないぞ」と思うようになるんです。不思議なもんですな。

 

ちなみに講師は慶応の組織行動学を研究されている教授。
初めて「ハーバード大学大学院卒。同校より博士号授与」という肩書きの人を生で見ました。
そんな肩書きの人はマンガかドラマの中にしかいないのかと思ってた(笑)

 

さて今日の研修では自分の大学をプレゼンしなくちゃいけません。
持ち時間は「20分間」。

広報的話でよければ20分ぐらい何もなくてもしゃべれるんだけど、財務のこととかもろもろの話となると難しいなあ・・何を話そう。
ムサビは日本の美大で唯一借金のない大学です。儲かってもないけど」とかなのかな。

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