- 2010年2月 3日 04:09
- 卒業・修了制作展
昨日は誕生日で、いろんな方からメッセージをいただきました。
この場をお借りしてお礼申し上げます。
でも、どうしよう。
いつまで「おじさんじゃなくて、おじさんの妖精だもん★」なんて言ってられるんでしょうか。
もうとっくに年齢としては大人の階段登ってて、踊り場で踊ってるような状態なんですけど・・・。
そんな誕生日に、入試業務を一緒にやる木黄田さん(キキタさん)からプレゼントをもらいました。
いやー、持つべきものはパートナーっすよ。ありがたやありがたや。
紙袋を開けると、中にはコージーコーナーのシュークリームが入ってた。
おおおっ!!手羽が大好きなもの!!
わかってるねー。男心をくすぐるねー。グイグイくすぐるねー。
他には何が入ってるんだろう?

B型ってことをバカにされるのは仕方ないにしても(えっ)、大人の品格がないとでもいうの?
大人の階段を登りきってゼーゼー言ってる手羽が?
うん、ないね(断言)
欲しいとも思わないしね(笑)
さて、本題に。
大学研究家の山内さんがムサビ卒展のことを誉めてくれました。
■世界の大学めぐり::1/31 武蔵野美術大学卒業・修了制作展
そもそも山内さんに卒展を案内できるっていうのは、それなりの自信がないとやれないわけで。
何を書かれるかわからないんだもん(笑)
以前、京都精華さん・京都造形さんのオープンキャンパスのことをボロボロに(以下略)
というわけで、今年の卒制展のまとめに入ります。
「あるイラストやストーリーをいろんな漫画作家で描いてみたらどうなるか?」みたいな作品がいくつかの学科でありましたね。
卒展で漫画やアニメを描く子は昔からいたけど、こういうサンプリング的な扱い方が増加したのはここ数年の傾向かもしれない。
また、何かをキャラクター化するのもここ数年で増えてる気がします。
これだけの事例で「今の学生は●●だ」と結論を出すのはバカらしいのでやりませんが、今年からこの2つの事象が気になり出しました。
作品周辺、つまり壁や床、展示台、キャプションに気をつかってる子が増えてきてます。
つまり、全然気を使ってない子と使ってる子の差が昔より大きくなってるのね。
以前は大学が用意した壁やパネル・机はそのまま使う、せいぜい紙を張る、布をかけるぐらいが通常だったけど、人によっては壁や展示台を全部自作してる。
10号館1階の展示や原ゼミ展示は典型的な例。
「私たちの頃はなかったけど」な展示だと、床や壁に直接文字を書く(貼り付ける)展示。
壁だと白く塗って黒文字で、床だと白文字で。
これもここ3,4年内に増えたような。
一方で相変わらず「延長コードだらーん」な作品もある。
作品周辺に気を使ってる人は昔からもちろんいました。
でも、ここまで多くはなかったし、年々増加傾向にあります。
「卒業制作展」と「芸術祭」の大きな違いは、卒制は1回しかやらないこと。
大学院2年生以外は誰も経験値がないんです。
みんな卒展初心者。
だからこそ、ムサビやタマビのゲイサイや卒展などをちゃんとチェックし、作品だけでなくどんな展示方法が人に訴える力があるか、を自分の卒展までに理解してるかがポイントになってきてる。
今の学生さんは大変だわな(笑)
ただ、作品周辺に気を使うのはいいことなんだけど、ちょっとだけひっかかってることがあります。
「気を使おう」としてる人のほとんどが、壁・展示台・床やら「全部白く塗ってる」こと。
私は心の中で「あ、ここも精神と時の部屋だ」とつい思っちゃうんだけど、作品以外全てが真っ白というパターンはぼちぼち「ありがち」な展示方法になってきてる。
某先生が「白地に黒を原先生だけのものにさせるな!」と言ってたとか言ってなかったとか(笑)
昔の「おおおっ!真っ白!!洗練されてそう!!」という感情は確実に薄くなってきてますね。
精神と時の部屋のデフレ状態というか。
白く塗るなとは言わないけど、そろそろ新しいパターンが発生してきてもいいころだし、来年はそれを期待しています。
日曜日に日芸・文芸学科・・・ムサビで一番近いのは芸術文化学科?・・の学生さんと卒展を回ったんだけど、2号館下の戦車の前で「これは大学院油絵の学生さんの作品だよ」と説明したら、こんな印象的なことを言われました。
「戦車も作ったんですか?」
私達は「全部作る」のが基本だと思ってるし、作ってるところも見てるから、戦車本体も作者が作ったもんだと認識してる。
最近は平面系学生さんが立体を作ることもなんら珍しいことではなく、そもそも「平面」「立体」を分類すること自体、無駄な時代だったりします。
逆に本体部分だけアリモノだったり他の人が作っていたら、「なんだ・・・」となっちゃうでしょうね。
でも、普通の人からしたら「油絵」という平面系学科の学生さんが立体物を作ることはありえないわけで。
また、工デ・インダストリアルデザインのモックアップなんかも、もしかしたら学生が作ったものだと思ってないかもしれない。
クオリティが上がれば上がるほど、普通の大学生じゃ作れないものを作れば作るほど「作品として見てくれない」という矛盾がある。
そう考えると、ムサビの卒展は伝わっているようでいて、実は伝わっているのは美大生・美術関係者だけなのかもしれません。
もっと一般の人にもわかるようなアプローチも用意しておかないといけない・・・そんなことを感じた今年の卒展でした。
最後に。
日曜日、ムサビ親日記のカリメロさんに語った手羽の名言をここに残します。
「4年間高い学費払ってあげたのに、しょぼい卒制作ってたら悲しくなりますよね」
もちろん卒制は誰のためでもない、自分のためなんで、しょぼい作品作ろうがしったこっちゃないし、自分が満足してればいいけど、子どもの夢をかなえるために4年間投資してくれた親御さんの気持ちにもたまにはなってあげてください。
4年間投資して「え。。この2日間で作ったようなものがうちの子の4年間の集大成なの・・・」なんてことだと、やっぱり悲しいっすよ。
これは現在3年生の方へのメッセージ。
以上、ムサビ卒展まとめでした。
皆さん、お疲れさま!!
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Comments:2
- まいにちよんでます 2010年2月 3日 09:13
学費は現金をにぎりしめて、自分で振り込ませる(札束なので親付き添い)。
これが効果的かと思います。
- Tの人。 2010年2月 3日 12:51
ウチも同じ方式です。
あれほどの大金がかかっているのか…と身に染みます(汗
ただ、僕は引き出しから振り込みまで全部自分で行ってます。ほんと親には感謝です。
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