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無風だとしても

  • 2009年6月21日 23:59
陽極まる日に雨が降る、
雨雲の向こう側、
今日は1年で1番長く日が照っていたんです。
だから趣きの雨ですね。
「光源氏」・・ひかりのみなもとな雨?ひかりと水のみなもとが雨?
笑、とりあえずなんてロマンチックなことでしょう、ということで。

よく言われていますが、
僕も、相反する性質のバランスで世の中ができているんだと思っています。
んだなー。
陽が強すぎちゃうから、そっと冷やしましょうとなるんだと思うんです。

これも地球が自分で「循環」してくれているからなんですよねー。
どんな時も、地球はきっとすーごく昔から自分でいろいろ調整しているんだと思うんです。
テレビで見る「エコ」・・
僕は、循環の手助けが「エコ」だと思っているんです。

だから結果というか現象だけを見て右往左往するのは誤解も多くなるかなー。
原理といいましょうか・・ここに視点がないと循環がないような気がしますね。
僕も研究者でありませんので、いろいろつっこまれそうですが、
単純にいうと、相反する性質のバランス・・そういうことを考えます。
世の中には秘密がたくさんありますけど・・まずは女と男がいるんですよね。
そう考えるのー?そうなっちゃう?うーん。相反するよ・う・な・・
こんな場面は、家庭でも、職場でも、学校でも、日常にたくさんあります。
ただ、こうでないと物事は廻っていかないってことがあるんですね。
状況にもよりますが・・
今日の雨はそういうことを当たり前と気付かせてくれました笑。

人は困らないと頑張りません・・よね。
僕はいま困ったことが結構あるんです笑。
だから何か勉強するのかもしれません。
だから循環するイメージなのかもしれません。滞りたくないし。
できるだけ地球規模、宇宙規模で考えるよう努力しています。ほんとかー。
努力はなかなか実りません。残念。

高校ガイダンスなどでよくこんな話しします。
受験生のみなさん、物心ついてから、
一番最初の困りごと・・がひょっとしたら大学受験っていう人はいますか?
あまりにも受験があたりまえすぎて困っていないって人もいますか?

まずは困ったと思うところから始めることを僕はオススメしています。
しかも10代という早い時期に。
ちなみに歳をとればとるほど困りたくなくなって、
というか困ることに困難さがつきまとい困れなくなってしまうんです。
頑張ろうとしても歳をとればとるほど大変になる。
頑張ることがわからない。キャパシティーが広がんない。
やっぱり10代がいいよ。
年齢が上にいくと周りとの関係を気にしなければならないから、
本当に困るなんてことできなくなるよ笑。

「困ったな〜」のあとには「なぜ何だろう?」だよ。
でね、その答えがなかなか見つからない、逆に解答がありすぎるという・・
こういう状況を高校生の時に持つといいんですよ。
ただし短絡的にどうでもいいとならずに、じっくり心と頭を鍛えるイメージが必要と付け加えます。
答えはひとつじゃないけど、ひとつでもある、がわかってくる。

はい、ここで困るっことを少し実技の勉強に置き換えてイメージしてみてください。
最初から何でもうまくいく人いないんですよ。
それであきらめていく人がたくさんいるみたいなんです。もったいない。
むしろ困ったを具体的に表現できるなんて、
美大の入試って面白いと思ってほしいんだよね。
たぶん、普通大学受験よりすごく自分を見つめるチャンスを与えてもらっていると思うよ。
美術に興味ある人は当然だけど、
例えば、しなやかな人間になりたい人とかも、描いた方がいいし、美大に来た方がいいと思う。
美大に来てごらんよ。君なら面白くなれる。

そしてドリル式の教科の勉強と違ってさ、
どんな心境であろうと、あっていればいいんでしょ?
なんて乱暴なこと考えないようになると思う。
だって正解はさ、自分の中にあるものしかないわけでしょ。
そんな他人行儀しなくなる。

小さいことかもしれないけど、
美大はいつも人に批評されたり、他者と関わることが多いんですよ。
絵を描きだす受験期からそうでしょ。
こういうこと貴重だと思います。
講評などで相当痛めつけられる。自己を否定されることもあるかも。
そうそう普通大学では経験できないですよ。やりたくない人はやらなくていいがまかり通るんだから。
なのに、普通の大学は潰しが効くって世間ではいっている・・。
本当か?とこのフレーズを聞くと、いつも無邪気な高校生の顔を思い出す。
本気でやらないと何事も潰しはきかないよ。今、困った方がいいよ。

ただ、美大はそうじゃない。
なぜならば「やりたい」という意志が働いていなければ、まず受験に辿りつかない。
特に多摩美に入学している学生らは、この「やりたい」のために教育環境をつかみとりにくるわけですよ。
プライドも高いですよ、けれど強さがあるから謙虚だったり、
学びたいことがたくさんあるからわくわくしているわけだし、
この「やりたい」が旺盛な学生が集まるって学校にとってとてもうれしい話なんですよね。

勉強だけじゃなく、きっと何でもそうなんだけど、
どうせやるなら面白がってやらなければきっと何のためにもならない。
多摩美の学生を見ているとそれを強く感じる。
本当、こういう学生がいてくれること・・それに恥じない構成員でありたいといつも自己点検です。しっかりせんと。ほんとありがとう。

まあ、少数・・入試がゴール・・で疲れきっちゃう人もいます・・。


受験の目標達成?については、また次回お話したいと思います。


ちなみに
僕は今日ずーと今月末に予定している引越しの準備をしていました。段ボールの山!
水もさされず、いい日になりました。


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